冒頭
2017年の6月だったか。
今はもうない新宿の中古ゲームショップでパッケージに佇む、
鎧を着た中世風のダンディなオジサンと眼が合ったのが出会いの始まりであった。

そのオジサンこそがwitcher3主人公、リヴィアのゲラルト。
スタッフのオススメと、手頃な値段だったので購入。
洋ゲーが好きなのでこれまでに色々やったきた。
主な海外タイトル作品だと「FALLOUT3」「FALLOUT4」「FALLOUT LAS VEGAS」「DEAD SPACEシリーズ」「THE LAST OF US」「BAIO SHOCKシリーズ」がある。見返すとわりとコアな洋ゲーマーかもしれない。
のちに「WITCHER3」が自分のゲーム史に深く刻まれる一作品になるとは思いもしなかった。
たまに店頭で惹かれる商品との出会いはこういう事があるから楽しい。
正式には
PS4、パソコン、その他コンシューマー向けゲームソフト、
ダークファンタジー系オープンワールドRPG『witcher3 wild hunt』
読みはウィッチャー。
というわけで
ブログのネタがないから好きなゲームの感想でも書き連ねていこうと思う。
あらすじ
前知識なしで始めたから正直わけわからんうちに食屍鬼とかグリフィンが存在する中世西洋のハイファンタジー世界を冒険することに。
主人公ゲラルトのかつての弟子シリラを探す特命を舞台となる国土ヴェレンを統べる帝国ニルフガード国、皇帝エムヒルから受けることに…。
等と急に書いてもわけわかんないと思う、自分も最初わかんなかった。
あらすじの説明すると
バルト三国をモチーフにしているらしく、内戦と戦争で舞台となるヴェレン国は疲弊していた。
それだけでなく飢饉、疫病、魔物の三役満からも人類は危険に晒されているって設定なんだけど、この世界でよく人類生きてるなと思う。
その中にモンスタースレイヤーを生業とする、通称ウィッチャーであるベテラン爺のゲラルトが降り立ち、伝説的な神話で語られる様な存在である異世界の軍勢ワイルドハントに追われている弟子のシリラを捜索しないといけない。
シリラが何で追われて逃亡しているのか、その理由は血筋にあってごにょごにょ…。
あとシリラは皇帝の娘だからパパのエムヒルが家系図的に心配して見つけ出そうとしてる。
前置きだけこのブログ最中の文字数になったこのボリューム量。
本編の重厚さを感じない?
正直内容があり過ぎて一つの記事では語れないから分割しないと無理。
というかまだ何も感想言ってないし、これだけだと紹介しただけになってしまう。
所感
リアル調な中世西洋のハイファンタジー世界を冒険出来るのはとても楽しい。
設定とか世界観はダークファンタジーなので大人向きだが、よく練られていて文献の考察を読んだりするのもこのゲームの楽しみの一つだったりする。
ちなみに翻訳は本間覚さんという方がメインで担当していたらしい。本作品ローカライズ功労者なので、この人がいなかったらウイッチャーを手にすることも出来なかったかもしれない。
ありがとう本間さん。
テキストは掲示板のクエスト募集の張り紙から本の内容、本編会話シーンの字幕と多岐に渡るのでめちゃくちゃ大変だったのは想像に難くない。
またNPC等との会話が多く、戦闘だけしていたい人は違うゲームの方が好みに合うかもしれない。
また本編を語る上で欠かせないのは主人公ゲラルト、それと吹き替え担当の山路和弘さん。
ゲラルトは白髪長身のひげもじゃ眼つきわるわるオジサンという一見怖い風体ではあるけど、一緒に冒険をすると親しみが持てるキャラクターになっている。
ウイッチャーと呼ばれ、霊薬を飲んだことによって半人半妖の肉体を持ち、感情がないという人間離れした存在のはずが人間味を隠せてないところがミソだと思う。
山賊や怪物に襲われている人民がいれば助けてあげるし、クエストでひどい目に合えば悪態もつく。作中では人々から偏見であることないこと言われたりしてるが、プレイしていると正義感も道徳も持ち合わせていて、わりとまとな感性のあるの人間の姿が見えてくる。
ただ、表面上に感情が現れない人なので最初は何考えているのわよくわからないのかもしれない。
日本語吹き替えを担当している山路さんは役者として長いキャリアを持つベテランの方で、声質もゲラルトの風貌にとてもよく合っていてはまり役だと思ってる。むしろ山路さんにしか出来ないキャラなのではないか?
渋く野太い声はかっこよく、ゲラルトが独り言をぶつぶつ言ってるとプレイヤーも聞くことになるので冒険の始めから終わりまで締めくくってくれるぞ。
このゲームはゲラルトおじさんに馴染めないとのめり込むのは難しいかもしれない。
操作キャラはプレイヤーの分身なのでその点は留意しとこう。
操作性
ゲームの操作性については色々言われてるみたいだ。
自分の所感では最初は複雑だが慣れれば問題なかった。
ゲラルトは魔法剣士なので攻撃手段は無論剣と魔法を扱う。
複数の敵に対して殺陣のように立ち振る舞いながら戦うことが出来る(慣れたら)
剣だけなら多分誰でも操作出来ると思うけど、戦闘で魔法も入るとちょっとややこしいかもしれない。
種類は主に5つありそれらを敵の弱点、特性に合わせて切り替えていくスタイルになる。
・アード
衝撃波を出す技、相手との距離を取りたい時や障害物を壊す時に使う。
・イャーデン
結界を張る。モンスターの動きを遅くさせたりするなど、自分に有利な状況を生み出だしたい時に使う。
・イグニ
火炎を繰り出すかっちょええ魔法。用途は主に攻撃。
・クエン
バリアー。身を守る。
・アクスィー
相手を一時的に操る。
実際の戦闘中に剣を振るいながら魔法も…となると少し混乱するかもしれないが、そこはやはり慣れ。最初は雑魚で試して覚えよう。
マスターすれば君もウイッチャーだ。
攻略ノウハウ
興味を持ってやってみたいなと思った初心者へノウハウを送ろうと思う。
ゲラルトの目的はシリラの捜索であり
手かがりを求めて国内中を冒険するわけなんだけど中世だから治安悪いし、常に危険が付きまとうわけだ。
そこでプレイした上でこれから興味ある人達に向けて冒険の極意を送る。
その1、立ち回りを覚える。
上記にも挙げたが、常に危険が付きまとう。
それは街の外でも中でも変わらずに。
会うNPCがみんないい奴とは限らない。
それどころか、ゲラルトを嵌めようと嘘をついたり、良心に訴えて悪事を見逃してもらおうとする狡い奴もいる。
中世ではそれが当たり前なのだ。
witcher3 の世界で現代日本の倫理や道徳を常に遵守していたらいずれ死ぬだろう。
とりあえず直感で怪しいと思ったら。
そいつから距離を置くか、事件の言質を取るor物証を見つける。
人間より金貨の方が価値重きなので対峙する際には相手とのレベルに気を付けよう。
大きな組織や権力者に楯突く時は注意がいる。
逆に斬り捨てられるのは自分かもしれない。
その2、装備に投資する。
ウィッチャーは怪物退治の専門家である。
装備の良し悪しがそのまま生命に直結する(ゲラルトさんは地面の高低差にも気を付けなければいけない)
装備品をケチれば、クエストで自分より高いレベルのモンスターに遭遇すると死ねるので所持金が尽きようが気にせずに先行投資をしよう。
金策としては盗賊の拠点を襲撃し、全滅させた後に装備を全部掻っ払う。
街のお店で売っぱらえはいつのまにか小金地持ちになれるぞ。
どっちが盗賊なのかといった具合だが。
その3、情報を搔き集める。
本作はオープンワールドRPGである。
国の端から端まで行ける素晴らしい造り込みのされたゲーム故に、その広大さは半端無い
闇雲に動いても効率が悪い。
お店や行商人が地図や霊薬の調理法を売っていることがある。
そういう情報は率先して買い集めよう、冒険の助けになる。
またはクエストで会うNPCにはクエスト上で必要な情報を持っていたり、隠していることがある。
必要以上に問いただして情報を得よう。
大丈夫、相手はNPCだから多少問い詰めても問題ない。
相手の事を知るのは立ち回りの第一歩。
それは人間だけでなく凶悪なモンスター達にも有効。
弱点が必ず存在するので予め知っておけば戦闘を有利に進められる。
wikiを見るのも自身がプレイして情報収集するのも自由。
しかし、どちらかと言えば後者をお勧めする。
新しいものを開拓するフロンティア精神こそがオープンワールドRPGの楽しみなのだから。
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