前回の続きです。
3、必須な要素
さらに食物の生育には必須な栄養素があります。
それらはチッ素、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、塩素などです。
・苦土石灰(くどせっかい)
土のアルカリ性を強めるために使います。
白色の粉末状、もしくは粒状で
ドロマイトという鉱物を主原料とします。
成分は炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムが主成分です。
土壌に振り撒いたら最低1週間は空けてから植え付けをします。
消石灰であれば10日〜14日ほど。
有機石灰は散布直後に植え付けが可能です。
・チッ素
作物を大きく長く育てるため養分不足すると
成長しないだけでなく、品質が悪くなります。
・リン酸
作物が花や実をつけるため必要で
適量を与えられないと実らないです。
・カリウム
根の成長に関わり、足りないと枯れてしまいます。
4、有機肥料
・たい肥
有機肥料の一種です。
落ち葉や野菜くず等を発酵させたもの。
野菜の皮、植物系は匂いが気になりません。
肉や魚の動物系生ゴミは埋めると
メタンガスが発酵されるので臭くなります。
貝殻や骨は硬いので浅く埋めると残ります。
なので入れる場合は深く埋めます。